中空スラブ(ボイドスラブ)の設計・施工は平野エンヂニアリングにおまかせ下さい。遮音性能・バリアフリー対応・マンション対応
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実績紹介
 
ごあいさつ
 

弊社は平成6年より、集合住宅向け中空スラブ構築業に専門特化して、小なりとも自社のみで、設計・製造・販売から施工まで一貫処理できる自己完結型企業として、社員一同一致団結して事業にまい進しております。
このことにより、指揮命令系統のシンプル性、他人まかせとならない自己実施能力の保持、そして、中空スラブに精通した社員の末端までの浸透という好結果をうみ、設計上の細かな要望や急な変更を含め、中空スラブに関するあらゆる事態にすばやく懇切丁寧に対応することが出来る様になりました。
この事こそを弊社の最大の特色と捉え、全社員一丸となって、より良い中空スラブ構築を目指し、まい進いたしてまいります。今後ともいっそうのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

HEGボイド工法のこだわり
 

コンクリート造には
鉄筋コンクリート造の集合住宅はすべて現場施工で構築されます。
機械設備のように、工場という物作りのために整備された環境下で作られる物ではありません。ましてやセメント、砂、砂利の水和物であるコンクリートは鉄鋼などの金属と違って、それによって造られる構造物の物性はその構築過程にかなり影響されます。
極論すれば、“不安定な物性の材料”を使って、“不安定な環境下”で構築されるものがコンクリート構造物といえます。
この事は、コンクリート構造物には、それが有する耐力として不測の事態を考慮する必要のあることを意味します。

 

 

 

中空スラブの軽量化には
中空スラブの軽量化を志向しすぎるあまり、コンクリート内部空洞部容積の増大を意図して、計算上の所要せん断力を満足しているとの理由で、ボイド間隔をいたずらに狭めていくことは危険であり、その軽量化には自ずと限界があるものと弊社は考えます。
なぜならば、スラブ中央部コンクリートは、中空スラブを構成する上下各一枚の平板を接続する唯一の部材と見做せるからです。また、その材質はH型鋼のウェブ材のように物性の安定した金属ではなく、不安定なコンクリートであります。そして、狭小部への生コン打設は流動性不良による欠陥を内包させ易く、たとえ何らかの欠陥が発生したとしても、その初期欠陥やその経年変化をも含め、一切外部から目視チェック出来ないのが中空スラブだからです。
このことを踏まえ、HEGボイド工法では、なんらかの外部衝撃要因により、中空スラブが万一にも層間剥離して重大事態を招くことのないよう、ボイド間隔を適切に設定し、スラブ空隙率が30%以上とならないよう計画されます。さらに、ボイド材を上下左右から拘束して位置決めする、φ4、φ6鉄線製ボイド固定金具は、補助的な閉鎖型せん断補強あばら筋を形成し、スラブコンクリート内部に、およそ5箇所/uにて分布することになります。このため、スラブの靭性増大がはかられることになり、層間剥離の一層の防止に役立ちます。

 

 

 

ボイド上・下面コンクリートかぶり厚には
HEGボイドは、スラブのコンクリート補強鉄筋を、ボイド上下面の外側に位置させる必要があると考えます。さもなければ、スラブが所定の荷重を受けて湾曲状にたわむ時、引張り側となるボイドの上部・下部コンクリートには、補強鉄筋以上の伸びを発生させることになります。これは場合によっては、引張り側コンクリートの引張りに伴うクラックが、ボイドにまで達することを意味します。ひいては経年変化によるスラブの剛性劣化を引き起こし、長期たわみの増大および遮音性能を低下させます。
以上のことを鑑みて、HEGボイド工法では、補強鉄筋をボイドの外側に配置するため、ボイドには62.5mm以上のコンクリートかぶり厚さを求めています。

 

 

 

中空スラブの設計では
HEGボイドは、“不安定な物性の材料”を使って、“不安定な環境下”で構築されるのがコンクリート構造物であるという考えの下、スラブコンクリート内に、物性の安定した鉄筋を、効果的かつ効率良く配置して、スラブの物性をより安定化させることを第一義に設計します。そのため、スラブ端支持部材のねじり剛性を考慮して算出された、スラブ端部・中央部モーメントによって配筋量は決定しません。あくまでも、スラブ端部は周辺が固定された場合の端部モーメントで、そしてスラブ中央部は周辺が支持された場合の中央部モーメントで、その配筋量を決定します。
設計時点では十分に把握しきれないような現場作業環境、スラブ端部支持条件すべてにわたって、設計計算へ折込むことの難しさなどを考慮すれば、より実態に近いというだけで、コストパフォーマンス改善にしかならないような設計はすべきでない。あくまでも、安定した物性を有するスラブ、すなわち長期たわみの増大しないスラブを目指して、設計はなされるべきである。と、HEGボイドは考えます。

 

 

HEGボイド工法の特徴
 

軽量・高剛性のスラブ
  集合住宅への応用で述べた利点はすべて満足します。
耐力・靱性に富むスラブ
  ボイド取付け間隔はコンクリートの層間はく離を考慮している。
  補助的な閉鎖型せん断補強あばら筋が、およそ5箇所/u、設置される。
スラブの剛性劣化に配慮
  ボイドのコンクリートかぶり厚さは62.5o以上
スラブの物性安定をめざす設計
自己完結型企業の商品

 
 
 
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